発表会で意気込みを示す望月社長

 二輪用品小売りを手掛けるナップス(望月真裕社長、横浜市中区)は、企業活動プロジェクト「ナップス+E(プラスイー)」およびオリジナル用品ブランド「ナップススポーツ」を新たに立ち上げると発表した。

 ナップスプラスイーでは二輪用品メーカーなどパートナー企業と提携し、サステイナビリティー推進に向けた施策を展開する。具体的な取り組みとして、発展途上国への物資支援や二輪車の電動化推進、子どもへの安全啓発を通じた次世代ライダーの育成などを計画する。

 合わせて立ち上げる新ブランドのナップススポーツでは、メーカーと組んで企画、製造、販売を一気通貫で実施。第1弾の商品としてスズキ「ハヤブサ」向けにフルドライカーボン外装キットを発売する。

 9月30日に都内で実施した発表会で望月社長は、コロナ禍を受け二輪車需要が高まっている点に触れつつ「オートバイを愛するユーザーやメーカー、流通事業者が一丸となってより良い環境をつくれるように先陣を切りたい」と意気込みを示した。