ホンダは29日、自動運転車「クルーズ・オリジン」の日本仕様量産モデルの試作車が完成し、米国でテストを開始したと発表した。動画サイト「ユーチューブ」で、日本仕様の量産モデルの試作車が米国のテストコースを走行する動画を同日公開した。日本仕様の試作車を複数台製作し、走行機能や安全性の確認などを行っていくとしている。

 クルーズ・オリジンは、ホンダがゼネラル・モーターズ(GM)、GMクルーズホールディングスLLCと共同開発する車両。自動運転「レベル4」(特定条件下における完全自動運転)相当の自動運転技術を搭載している。