JFEスチールは、西日本製鉄所倉敷地区にある高炉を電炉に切り替えると発表した。2027~30年の高炉の改修時期を迎えるタイミングで、大型の電炉を新設する。高炉からの転換で年間300万㌧の二酸化炭素(CO2)排出量削減効果を見込む。自動車向けなどの高品位の高級鋼材は高炉で生産している。高炉では鉄鉱石をコークス(石炭)で還元する際、大量のCO2を排出…