日本製鉄は、2ギガパスカル(GPa)級のホットスタンプ鋼板が国産新型車に採用されたと発表した。世界で初めてBピラーに採用され、車両の軽量化と衝突安全性の向上などに寄与する。

 同社は材料開発と提供に加え、材料の性能を最大限引き出すための部品構造や加工方法なども合わせて提案する次世代鋼製自動車コンセプト「Nセーフオートコンセプト」を展開している。今回採用された2ギガパスカル級の高強度鋼板も同コンセプトを構成する技術群の一つ。