日野自動車は2日、エンジン認証不正の再発防止に向けた品質管理システムの概要を発表した。不正の発覚後に開発機能と認証機能の分離を進めてきたが、外部監査を伴うISO9001などの品質管理システムを導入し、開発目標値や出荷管理値、諸元値を管理できるようにする。

 8月2日に再発防止策として再構築するとしていた品質管理システムの概要を発表した。品質管理システムを構築するとともに同システムの実効性を担保するガバナンス体制も整備する。法規の動向や情報の収集体制を強化し、社内展開する仕組みを再構築し、開発プロセス運用状況の監査機能を強化していく。