CCSは火力発電の脱炭素化につながる

政府は、二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する「CCS」事業の国内における法整備に乗り出す。年内に論点を整理し、2030年の事業開始を前提に法体系を整える。圧入や貯留の事業権の創設や事故時などの責任所在の明確化などに取り組む。CCS技術の確立は火力発電におけるカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現につながるとされており、自動車を含む…