材料メーカーが原材料価格高騰などを受けた価格転嫁を加速している。日本製鉄はトヨタ自動車と、2022年下期(10月~23年3月)に部品メーカーに支給する鋼材価格を上期(4~6月)と比べて1㌧当たり約4万円引き上げることで合意した模様。また、原油価格の高騰によるナフサ価格の上昇を受けて化学メーカー各社も自動車など向け材料を相次いで値上げしている。自動…