東レは24日、植物の非可食成分から得た糖を使ってポリアミド(PA)66の原料であるバイオアジピン酸を世界で初めて開発したと発表した。微生物の発酵技術と分離膜を活用した化学品生成技術を組み合わせた独自の合成方法で実現した。今後、スケールアップを検討するとともに、生産技術も開発し、2030年ごろの実用化を目指す。アジピン酸の生成過程では、二酸化炭素(…