500万台目となったアウトバックウィルダネス

 スバルは17日、米国生産会社であるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)でのスバル車の累計生産台数が500万台に達したと発表した。500万台目の生産車種は「アウトバックウィルダネス」だった。設立から35年で到達した。

 スバルは1987年3月にいすゞ自動車との共同出資で「スバル・イスズ・オートモーティブ」をインディアナ州に設立した。89年9月の生産開始時にはスバル「レガシィ」といすゞのピックアップトラックを生産していた。2003年にいすゞが撤退したことでスバルの完全子会社となり、いすゞ車の生産も04年に終了した。07年からはトヨタ自動車の「カムリ」の生産を開始。カムリの受託生産を終了した16年からはスバル車のみを生産している。

 19年4月に400万台を達成し、その後3年4カ月で100万台を生産した。現在の生産車種は「アセント」「インプレッサ」「レガシィ」「アウトバック」で、北米で販売する車種の半分をSIAで生産している。