トヨタ自動車は8月9日、飛島物流センター(愛知県飛島村)で従業員間の新型コロナウイルス感染が広がった影響で10~12日までの稼働を停止すると発表した。同センターでは仕入れ先やユニット工場から納入された部品やユニットを海外生産工場向けに出荷する「生産部品物流部」の稼働を止めるが、海外工場の稼働影響についてはパイプラインの在庫状況も含めて精査中としている。

9日時点の感染者数は10人。12日以降は夏季休暇に入り、22日以降は稼働する見通し。コロナ感染影響がなかった同センター内の海外向けの補給部品を出荷する「サービスパーツ物流部」は稼働している。

また、コロナ感染拡大に伴い8日2直、9日2直の稼働を止めていた堤工場(愛知県豊田市)第1ラインは10日から2直の稼働を再開する。