スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディアは、新型SUV「グランドビターラ」を発表した。トヨタ自動車とスズキの業務提携に基づいて、スズキが開発して、トヨタ・キルロスカ・モーターで8月から生産を開始する。インド国内での販売をはじめ、アフリカなど海外への輸出も計画している。
スズキは、グローバルのSUVの旗艦車種として開発した。全方位モニターやヘッドアップディスプレーなどの先進装備を採用した。マルチ・スズキが展開する「スズキコネクト」にも対応している。
パワートレインは、マイルドハイブリッドのほか、ハイブリッドシステム「インテリジェントエレクトリックハイブリッド」をインドで初導入した。四輪駆動モデルには、4つの走行モードをダイヤルで選択できる「オールグリップ」もインドで初採用した。
グランドビターラの兄弟車として、トヨタは「アーバンクルーザーハイライダー」を投入する。