住友ゴム工業は、国内市販用タイヤと関連商品の出荷価格を9月から2~8%値上げすると発表した。対象は市販用の夏用と冬用タイヤと、チューブ、フラップ。

 同社では原材料価格の高騰を受けて3月と4月に価格改定を実施しており、これに次ぐものとなる。ロシア・ウクライナ情勢を背景に原材料価格のさらなる高騰が見込まれるほか、エネルギー価格の上昇が生産や物流のコストを押し上げており、企業努力だけで吸収することが難しいと判断した。