高齢運転者による交通死亡事故が社会問題化し、免許を自ら手放す人が増えた。しかし、車を「生活の足」としている人が免許を手離すということは生活スタイルの一変を意味する。代替の交通手段がない限り、なかなか踏み切れないのが実情だろう。本書は加齢による心身の衰えを自覚することにより、できるだけ長く、安全な運転を続けてほしいという願いを込めて執筆された。著者…