日本自動車工業会の豊田章男会長は7月8日、安倍晋三元総理大臣の訃報を受けて「驚きと悲しみを深くしている。世界平和と日本の未来を誰よりも案じ、全身全霊で尽力されておられた元総理の無念は、心中察するに余りある」と声明を出した。

声明では「憲政史上最長の安定政権を土台に、卓越した外交や安全保障に足跡を残されるととともに、アベノミクスを掲げた強いリーダーシップにより、リーマンショックや東日本大震災から力強い回復を先導された。生前の多大なるご功績に深く感謝を申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げる」とも述べた。

その上で、「このような大変残忍で卑劣な行為は、決してあってはならないことであり、強い憤りを感じるとともに、断じて許すことはできない」と改めて事件を厳しく非難した。