日本自動車輸入組合(JAIA、クリスチャン・ヴィードマン理事長)が6日発表した2022年上期(1~6月)の外国メーカー車モデル別新規登録台数は、BMWミニの「ミニ」が上期として6年連続の首位となった。新車供給の遅れが響き外国メーカー車市場の落ち込みが続く中、前年同期比2・2%増の9334台と需要の底堅さを見せ、トップの座を守った。2位はメルセデス・ベンツ「Cクラス」の7842台で、前年同期に比べて4倍に迫る水準となった。フォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」は同49・9%増の4324台で、前年同期の11位から3位に伸長した。

 上位20モデルのうち、前年同期を上回ったのは7モデル。このうち、2位のCクラスは前年同期の20位圏外から大きく実績を伸ばした。同モデルと3位のゴルフはそれぞれのブランドの量販車種。双方、21年央に全面改良していたが、このタイミングで納車が本格化したことが奏功した。

 半面、前期2位のVW「Tクロス」は同40・5%減の3091台で6位、前期3位のBMW「3シリーズ」は同44・6%減の2528台で9位に後退するなど、ランキングの乱高下も目立った。半導体不足の影響を受けているのは外国メーカーも同様で、輸入車の各ブランドで在庫逼迫が慢性化している。さらに、海外の工場からまとまった台数を海上輸送する必要がある輸入車特有の事情もあり、モデルによって供給に差異が生じたものとみられる。

 このほか、フィアット「500/500C」が同4・4%増の2448台で上期として初めてトップ10に入った。ジープ「レネゲード」も同19・8%減の1639台ながら初めて20位以内にランクイン。プジョー「208」も同22・1%減の1653台と台数を減らしたものの、プジョー車としては11年の「207」以来11年ぶりに20位圏内となった。