TRMN本社

 東海理化は5日、インド北部のラジャスタン州にスマートキーなどの自動車部品を生産する工場を新設すると発表した。インド子会社のトーカイリカ・ミンダ・インディア(TRMN)としては2拠点目となる。インド南部のカルナタカ州にある本社工場に加え、北部に生産拠点を設置する。インド市場で半数以上のシェアを持つスズキ向けに部品供給量を増やすとともに、他の自動車メーカー向け事業の拡大を図る。TRMNの売上高を30年に現状の倍となる200億円に増やす計画。

 新工場は24年9月に生産を開始する予定。ラジャスタン州にあるニムラナ工業団地内に位置し、敷地面積は9万7600平方㍍。投資費用は25年までで36億円を計画する。生産品目はシフトレバーに加え、スマートキーやスタートスイッチといったスマート製品をTRMNとして初めて手がける。生産立ち上げ後、順次生産する品目を追加して事業拡大を目指す。

 インドではTRMNをはじめ、東海理化が出資するミンダリカも車載スイッチ類などの自動車部品を生産している。新拠点は同社が関わるインドにある生産拠点としては6拠点目となる。