トヨタ紡織は、シロキ工業でシート骨格機構部品を手がける名古屋工場(愛知県豊田市)を買収する契約を締結したと発表した。シロキ工業が名古屋工場を分社化し、トヨタ紡織がこの新会社の株式を取得する。

 シロキ工業の名古屋工場を「トヨタ紡織広瀬」に分社化する。資本金は4億円。2023年4月1日付でトヨタ紡織が新会社の株式80%を3億2千万円で取得する。シートリクライナ、シートスライドなどを生産する。

 一方、シロキ工業が持つスズキ、ダイハツ工業、マツダ向けシート骨格機構部品の商権をトヨタ紡織が取得することで当局の了承を得たという。今後、いすゞ自動車、スバル、日産自動車、日野自動車、ホンダ、三菱自動車向け商権の取得も検討する。

 トヨタ紡織は15年から順次、トヨタ自動車向けシート骨格機構部品の開発・生産機能を集約している。今後はトヨタ以外のシート骨格機構部品の商権の取得を進め、事業の拡大を図る。