ホンダは27日、先月末に全面改良した「ステップワゴン」が、1カ月で2万7千台の受注を獲得したと発表した。月間販売計画は5千台を設定していたが、月間販売計画の5倍以上の受注を獲得した。ハイブリッド車(HV)比率は60%以上を目標にしていたが67%まで達した。

 購入者層は、30歳代から40歳代のファミリー層を中心としたユーザーで、想定通りの顧客層からの受注を獲得している。

 また、27日時点の納期は、ガソリン車が約3カ月、HVが約5カ月を要する。発表時はガソリン車が4カ月だったが1カ月短縮された。HVは5カ月で変わらなかった。同社は「不透明な状況が続いているが、生産への影響の最小化に努めていきたい」とコメントしている。