2023年3月期は、引き続き半導体不足やコロナ禍による部品供給遅延のほか、緊迫化するロシア・ウクライナ情勢や中国・上海のロックダウン(都市封鎖)など、さまざまなリスクが想定されている。各社の業績見通しからも、地域別の市場環境が一様ではないことがうかがえる。22年3月期は半導体不足や部品調達難で生産が制約された一方、販売の質は向上した。堅調な需要を…