鋼板のカーボンニュートラル化に取り組む(イメージ)

日本製鉄は2023年度から製造段階の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにしたカーボンニュートラルスチールの本格供給を開始することを明らかにした。瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)に電炉を新設し、電動車の駆動用モーターなどに使われる電磁鋼板と自動車用鋼板を生産する。電炉で電磁鋼板を生産するのは世界で初めて。年間70万㌧の規模で生産開始し、順次、…