日本トレクス(高崎文弘社長)は、国内初の冷凍機能を持つ「スワップ冷凍フラットパネルバンボデー」をジャパントラックショー2022で展示し、スワップボデーの特徴である働き方改革、利便性、輸送効率といったメリットを冷凍輸送業者にも提案する。

 同社では、スワップボデーを2003年から市場展開しており、2024年施行の残業上限960時間の課題やドライバー不足、更には物流コストの圧縮の課題等、これらの課題を解決する製品として注目されている。このスワップボデーはトラックと荷台を分離構造とし、荷物の積み下ろし作業をドライバーに替わり倉庫側で行なうことで、ドライバー負担を軽減し、女性やシニアの方でもドライバー業務に携わることを可能としている。更には、中継輸送による日帰り運行も容易に行なうことができる。

 今回展示する「スワップ冷凍フラットパネルバンボデー」は、トレクス独自の断熱パネル「パネクト」を使用し、温度管理輸送が必要な荷物にも対応。サブエンジン式冷凍機を採用し、ボデー単体で冷凍機を稼働させることができるため、予冷時間短縮としても有効。また、「スワップボディコンテナ車両」の普及を目的に2019年に日本自動車車体工業会で制定された制作基準互換性にも適合している。