乾燥に関するコストに事業者は頭を悩ませる

板金塗装(BP)業界で塗料の選択を巡り、揮発性有機化合物(VOC)と温室効果ガス(GHG)のどちらをより抑制すべきか揺れ動いている。完成車メーカーではVOCが少ない水性塗料の導入が進んでいるが、補修分野での採用はわずか。一般的な溶剤系塗料が使い勝手に優れるほか、乾燥時間が長い水性塗料は設備の稼働も延びGHGの排出量が増える傾向にあるためだ。また、…