次期社長に内定した山口氏

 三菱製鋼は27日、山口淳取締役常務執行役員が社長に昇格する役員人事を内定したと発表した。6月24日開催予定の定時株主総会と、その後の取締役会で正式に決定する。

 佐藤基行社長は代表権を持たない会長に就く。経営トップの若返りを図るとともに、取締役会と執行機能の明確化を図る。

 山口淳氏(やまぐち・じゅん) 1989年3月明治学院大学経済学部卒、同年4月三菱製鋼入社、2019年6月取締役、21年6月から現職。1965年6月生まれ、56歳。