正二郎の子息、幹一郎(右)がブリヂストン、石橋財団(3代目理事長)の後継者(1963年2月)

戦後編は発展期であり、ブリヂストンは国内トップのタイヤメーカーになる。念願のブリヂストン美術館が開館、鳩山一郎内閣も実現。また今や日本自動車史の伝説である「プリンス自動車工業」を設立。事業や文化・芸術の活動、社会貢献、政治家の支援と東奔西走である。ただ、後半は後継者に託す仕組みづくりから、苦渋の選択も迫られる。ブリヂストンの株式上場を機に、新しい…