豊田合成は30日、同社が開発したLED発光エンブレムが、日産自動車の電気自動車(EV)「アリア」に採用されたと発表した。LED発光エンブレムの採用は、国内の新車搭載品(用品設定を除く)では初となる。

 同社は先進運転支援システム(ADAS)を支えるミリ波レーダーの透過機能とめっき調の意匠性を両立させたエンブレムを実用化しており、今回新たに「発光機能」を持つエンブレムをラインアップに加えた。表面の発光部分に透明材料と光の拡散材を使用し、昼間はブランドマークを白色で表現、夜間には均一な明るさでエンブレムを浮かび上がらせることでフロント部の意匠性向上に貢献する。