スタンド経営において油外収益の拡大は欠かせなくなっている

世界的に加速する脱炭素へのうねりが、燃料油の供給を担う給油所(ガソリンスタンド)にビジネスモデルの変革を迫っている。1996年の石油製品の輸入自由化、98年のセルフ給油解禁などの規制緩和を経て、足元でピーク時の半数にまで減った給油所。政府も電動車シフトの方針を打ち出す中、内燃機関車の新車販売が減少していくのは間違いない。これにより、給油所の経営を…