ステランティスジャパン(ポンタス・ヘグストロム社長、東京都港区)は17日、「DSオートモビル」ブランドから新型車「DS9」を発売した。同ブランド初のセダンとなり、旗艦モデルとして展開する。高級感を追求した内外装とし、防音性に優れたラミネーテッドガラスを採用して独自の制振・静音化技術を施すなど乗り心地を高めた。ガソリンエンジン車に加え、プラグインハイブリッド車(PHV)をラインアップしている。

 新型車のパワートレインは排気量1・6㍑の直列4気筒ターボエンジンに、8速の自動変速機を組み合わせた。PHVモデルはさらにフロントモーターを搭載し、システム総合で最高出力250馬力、最大トルク360ニュートン㍍を発生する。駆動用のリチウムイオン電池の容量は15・6㌔㍗時で、EV(電気自動車)モードで最長61㌔㍍(欧州値)の走行を可能とした。

 価格は630万円(消費税込み)から。