日本を「非友好国」と位置付けるなど、日ロ間でも緊張が高まっている(写真は日産のサンクトペテルブルク工場)

外務省が7日にロシア全域の危険情報を渡航中止勧告の「レベル3」に引き上げて在留邦人の商用便による出国の検討を呼びかけたことを受け、自動車メーカーでもロシアの現地法人などに出向している日本人社員に一時帰国を指示する動きが相次いでいる。政府としても「ロシアの状況に細心の注意を払い、機敏に対応して在留邦人の安全確保に万全を期していく」(松野博一官房長官…