ウイルスソフトに感染させて身代金を要求する「ランサムウエア攻撃」の国内発生件数は足元で急増しており、その半数以上は中小企業がターゲットになっている。取引企業を通じて大企業への侵入を試みるケースも出てきており、一定のデータやシステムを共有することでサプライチェーン(供給網)を強靭化してきた企業の裏をかいた方法といえる。供給網の安定化に向け、政府も中…