中小企業庁が実施した調査で、中小企業の約2割がコスト上昇分を発注側企業との取引価格に転嫁できていないことが分かった。中でも自動車関連の製造業やトラック輸送業の価格転嫁率は全業種の平均を下回っており、受注側企業の負担が他業種よりも大きい結果となっている。足元では原材料やガソリンの価格が高騰しており、中小企業を取り巻く状況は厳しさを増している。中小企…