日本自動車連盟(JAF、藤井一裕会長)は、障害者用等駐車区画などの利用マナーの実態調査として、ウェブサイトで「『思いやり駐車場』に関するアンケート」を開始した。

 JAFは、車いす使用者や高齢者、妊婦らの優先駐車場や、歩行困難と認められる人に限り利用書を交付する「パーキング・パーミット制度」で指定された駐車スペースを「思いやり駐車場」と呼んでいる。こうした駐車スペースの利用対象者から「利用できなくて困った」という声が挙がっていることを受けて、実態を調べる。

 今回のアンケートを通じ駐車場利用に関する実態を明確にすることで、利用対象者、対象ではない人にかかわらず「思いやり」を持った駐車場の利用の促進につなげたいとしている。

 アンケートは28日まで特設サイトで回答を集める。またアンケートの回答に加え、JAFの思いやりのある交通社会を提唱する活動「思いやりティドライブ」に賛同した人は、サンクスカードをダウンロードできる。