トヨタ自動車系で新車のサブスクリプション(定額利用)サービスなどを手がけるKINTO(小寺信也社長、名古屋市中村区)は、「GRヤリス モリゾウセレクション」の契約者を対象とした車両制御の最適化や機能更新サービスを4月から順次、始める。

 「パーソナライズ」と呼ぶ車両制御の最適化サービスは、全国各地で予定する有料体験会を通じて提供する。体験会ではまず、顧客に所定のコースを走ってもらい運転データを収集。プロドライバーとの差や顧客の要望などを踏まえ、エンジニアが制御ソフトを更新する。まず、ステアリングアシストとスロットルレスポンス、前後輪の駆動配分制御を調整する。調整項目は順次追加する。

 機能更新(アップデート)サービスは夏をめどに始める。まずは制御ソフトを書き換え、エンジンのトルクを高める。契約時に選んだ「GRガレージ」に車両を持ち込んでもらい作業する。更新費用はKINTOの月額利用料に含んでおり、追加料金は発生しない。

 KINTOは昨年末、トヨタと共同で新車購入後のアップデートサービスを今月下旬から順次、始めると発表した。今回のパーソナライズ、アップデートの両サービスはGRヤリス モリゾウセレクションのKINTO契約者が対象で、今月下旬から始めるアップデートサービスとは別枠との位置づけだ。