エンジン卒業宣言を打ち出してから1年足らず

昨年春、国内自動車メーカーで唯一、エンジン(内燃機関)撤退を宣言したホンダ。電気自動車(EV)にシフトする姿勢を明確に示し、カーボンニュートラルの実現を本気で目指すことを社内外に示した。一方で、長年の経営の課題である四輪車事業での稼ぐ力をつけるため、英国やトルコ、日本の狭山など、相次いで完成車生産から撤退して、生産能力の引き下げによる固定費削減に…