全トヨタ労働組合連合会(鶴岡光行会長、組合員35万8千人)は17日、来年の春季労使交渉(春闘)に向けた要求方針案をまとめた。「金額だけに焦点をあてず、個社の課題を積み上げながら質の高い労使協議を進めたい」(星野義昌副会長)とする方針を踏襲。前回の要求に続き、賃金の底上げにあたる「改善分」(ベースアップ、ベア)の目安額は示さない。一時金(ボーナス)…