横浜ゴムは、ストリートスポーツタイヤの新製品「アドバンネオバAD09」を2022年2月から日本、アジア、北米地域で順次発売すると発表した。中期経営計画「横浜トランスフォーメーション2023」で高付加価値タイヤの販売構成比率向上を目標に掲げており、製品ラインアップの拡充で販売増につなげる。
従来品「アドバンネオバAD08R」を9年ぶりに改良した。非対称のトレッドパターンを採用し、内側に太い縦溝と斜めのラグ溝などを設けて高い排水性を確保した。部材から見直し再設計した新プロファイルにより、同社の夏タイヤで史上最高のケーシング剛性を実現した。粘弾性のバランスを追求した新コンパウンドの採用で、サーキットのラップタイム短縮やアマチュアドライバーを助ける高いコントロール性なども実現した。
サイズは15㌅から20㌅までの20サイズを展開する。22年末までに21㌅を含む計60サイズにラインアップを広げる計画だ。