経済産業省が29日発表した10月の商業動態統計(速報)によると、自動車小売業の販売額が前年同期比19・5%減の1兆1790億円となり2カ月連続で前年割れした。下げ幅は「エコカー補助金」の反動が生じ落ち込んだ2010年10月に次ぐ、同月として過去2番目に大きな水準。半導体不足などによる完成車の生産遅延が、国内流通へのダメージを与えた格好。経産省によ…