半導体不足などによる世界的な減産が自動車メーカー各社の業績に影を落とす中、トヨタ自動車の〝稼ぐ力〟が際立っている。4日、発表した2021年4~9月期の連結業績(国際会計基準)は売上高(営業収益)、営業利益とも過去最高を更新し、円安を理由に通期予想を上方修正した。7~9月で見ても、前年に比べ販売台数を2割ほど減らした欧米勢とは対照的に販売台数を保っ…