日産自動車は4日、メタバース(仮想3次元空間)上にバーチャルギャラリー「ニッサンクロッシング」を公開した。東京都中央区で日産が運営する同名のブランド発信拠点を仮想空間上に再現し、より多くの人に日産車の魅力を伝える。今後は新車の発表会や講演などにも活用する予定。

 ソーシャルVR(仮想現実)サービス「VRチャット」内にバーチャルギャラリーを開設した。現在、「アリア」を展示しているほか、オープン第1弾の企画として年内に電気自動車(EV)に乗って地球温暖化について学ぶバーチャルツアーを実施する。バーチャルギャラリーはVR分野で活躍しているVR蕎麦屋タナベ氏やイカめし氏といったクリエイターが制作に協力した。