日産自動車は、福島県浪江町でオンデマンド配車サービスの実証実験「なみえスマートモビリティ」を1日に開始したと発表した。スマートフォン(スマホ)やデジタル端末で配車予約が可能で、町内に設置した約120カ所の停留所間を移動できる。実証実験の運行エリアは権現堂と幾世橋地区。「キャラバン」2台と「e―NV200」1台を使用する。

 浪江町役場など主要拠点7カ所のデジタル停留所とスマホのアプリケーション上の停留所を合わせた約120カ所に乗降ポイントを設定。利用者は徒歩1分圏内で停留所への到着が可能で、スマホやデジタル停留所の端末で配車予約して停留所間を移動できる。

 1日に利用者登録を開始し、6日から配車サービスをスタートする。参加費は無料。実証実験の期間は12月18日まで。

 2022年1月7日からは運行エリアを浪江町全域に拡大し、買い物サービスを拡充する貨客混載の実証実験を行う予定。

 なみえスマートモビリティ実証実験は、持続可能な未来のまちづくりに向けて取り組むもの。昨年度の「なみえスマートモビリティーチャレンジ」実証実験の結果を踏まえ、実証期間とサービス時間の延長や停留所の拡大など利便性向上を図った。