今後もSUVの投入が続く(写真は日産「アリア」)

直近5年間で近畿のSUV市場は約1・35倍に膨れ上がったが、必ずしもその恩恵をすべての銘柄が受けているわけではない。銘柄別のシェアの変遷からはトヨタ陣営1強の構図が浮かび上がってくる。2017年度上期(4~9月)の国産車メーカーのSUV(登録乗用車のみ)の総販売台数は3万1991台だった。シェアトップはトヨタ自動車だったが、ホンダなど4社が10%…