オートバックスセブンは20日、トライポッドワークス(佐々木賢一社長、仙台市青葉区)が展開する法人向けクラウド型アルコールチェッカーサービスの取り扱いを同日開始したと発表した。クラウドサービスを活用した利便性などを訴求して取り扱い事業者を増やし、飲酒運転根絶を目指す。

 ペンタイプのアルコール測定器「ALCクラウド」を使用して、運転者の酒気をチェックする。測定結果はクラウド上に保管され、運転前の酒気の有無を記録する。スマートフォンアプリとの連動で検査結果を管理でき、カメラ機能を活用してなりすまし防止にも対応する。酒気を検知した場合は、管理者に自動でメールが送信されるようになっている。

 測定器の本体価格は1万1千円(消費税込み)。クラウド利用料は1IDにつき月額880円。オートバックスセブンの専用サイトで申し込みを受け付けている。