水素需要はFCVの普及で大きく伸びる

富士経済(清口正夫社長、東京都中央区)は2035年度の国内水素関連市場が20年度の約268倍に当たる4兆7千億円規模になるとの調査結果を発表した。自動車分野では、燃料電池車(FCV)や燃料電池(FC)バス向けのほか、車載用FCスタックの需要が大きく増加する。政府が「2050年カーボンニュートラル実現」を掲げて以降、二酸化炭素(CO2)を排出しない…