第3世代円すいころ軸受ハブユニット

 ジェイテクトは12日、同社の3製品がトヨタ自動車の新型「ランドクルーザー」に採用されたと発表した。

 カーブを走行する際に前後および左右輪のトルク配分を制御する「トルセンLSD タイプB」とセンターデフ用の「トルセンLSD タイプC」、「第3世代円すいころ軸受ハブユニット」の3製品だ。特に第3世代円すいころ軸受ハブユニットの採用は日本初で、国内での量産は初めて。軸受とハブシャフトを一体化して従来品より小型・軽量化したほか、制動時の車体振動を低減させた。今後はトヨタ以外にも大型SUVや商用車用として売り込み、2030年には120億円の売上高を目指す。