レッドブル・ホンダ

 ホンダは7日、F1(フォーミュラ・ワン)などに参戦するレッドブル・グループとモータースポーツ分野で新たな協力関係を構築することで合意したと発表した。レッドブルがホンダのF1用パワーユニット(PU)技術を使用することを許諾する。

 2022年シーズンはPUの組み立てを支援するとともに、テクニカルパートナーとして協力する。トップカテゴリーで通用する日本人ドライバーの育成にも連携して取り組む。

 ホンダは現在、F1に参戦するレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの2チームにPUを供給している。PUサプライヤーとしての参戦は今シーズンで終了、F1から撤退するが、今回レッドブル・グループ内でF1向けパワーユニットを製造するレッドブル・パワートレインズにPUに関する知的財産権の使用許諾で合意した。

 22年シーズンはPUの組立支援やサーキットなどでのレース運営をサポートする。また、ホンダF1の活動拠点だったホンダ・レーシング・ディベロップメント・ユーケーに所属する従業員のうち、希望者をレッドブル・パワートレインズに転籍させ、レッドブルとアルファタウリの2チームをサポートする。

 また、22年シーズンからホンダの二輪車レース活動を推進するホンダ・レーシング(HRC)に、四輪車のレース活動の機能を移管する。二輪車と四輪車それぞれ持つ技術やノウハウを連携する。レッドブルの支援もHRCが担う。

 ホンダはF1で培った技術と人材をカーボンニュートラルの実現に向けた事業活動に向けるものの、同社のDNAであるモータースポーツ活動は継続的に強化していく。