国土交通省は29日、トヨタモビリティ東京(関島誠一社長)が運営する「レクサス高輪」に対し、関東運輸局が指定自動車整備事業の指定取消処分を行ったと発表した。レクサス高輪では一部検査での数値改ざんなどの不正車検が明るみになっていた。

 また、トヨタ自動車が行っていた系列販売店の総点検において、同店を含む12店舗の違反が発覚したことも国交省に報告された。これを受け、国交省では対象車両の再検査の早急な実施や四半期ごとの状況報告などをトヨタに要請した。新たに違反の事実が発覚した11店舗については、今後、各地方運輸局が処分を実施する予定だ。