国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は21日、2021年度の車両の安全性を評価する「自動車アセスメント」で日産自動車の「ルークス/ルークスハイウェイスター」を最高評価の「ファイブスター賞」に選定したと発表した。「衝突安全性能評価」ならびに「予防安全性能評価」で最高の「Aランク」を獲得。特に、予防安全では軽自動車初の満点となっている。交通事故の発生時にエアバッグの作動と連動して警察や救急に知らせる「事故自動通報装置」の装着も評価された。
ファイブスター賞の受賞は軽で2車種目となる。ルークスは日産と三菱自動車の合弁会社が企画や開発を担っているが、三菱自版の「eKスペース/eKクロススペース」は事故自動通報装置の装備がないため、同賞には該当しなかった。