ヤマトホールディングスは、東京2020オリンピック・パラリンピックで務めた「東京2020オフィシャル荷物輸送サービスパートナー」としての輸送実績を公表した。期間中には車両を約1万1千台提供、ドライバーなど約7700人の人員を配置して物流設計と輸送業務をこなした。輸送したのは、ゴールなど競技物品で10トントラック約1100台分、競技用床材など競技用設備で10トントラック約400台分に上った。また、メダル約4800個、表彰台全518ピースも運んだ。このほか、選手手荷物約10万1千個、会場フェンスなど規制用品約17万5千本を扱った。

 同社は関係各所に感謝の意を述べるとともに「世界中から集まったアスリートのために、その活躍の舞台を整えることができたと」と大会運営への協力に手ごたえを示した。