経済産業省は15日、製鉄プロセスにおける水素活用に向けた研究開発や社会実装に関するプロジェクトの公募を開始した。石炭由来のコークスの代替材に水素を利用する「水素還元製鉄」などの実用化が狙いで、日本の鉄鋼産業の脱炭素化につなげていく。予算の上限額は1935億円で、政府が創設した2兆円規模の「グリーンイノベーション基金」事業の一環となる。公募は新エネ…