テラドローン(徳重徹代表取締役、東京都渋谷区)は6日、三井物産と三井物産エアロスペース(大杉定之代表取締役、東京都千代田区)の2社と空飛ぶクルマ事業に関して業務提携を締結したと発表した。空飛ぶクルマなどエアモビリティ事業で新たなビジネスモデルの構築につなげていく。

 3社では、今回の提携に基づいて「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム事業」の実証実験を実施し、事業化を目指していく。ヘリコプターやドローン(無人航空機)、将来的な実用化が見込まれる空飛ぶクルマなど多種多様な機体が混在する状態での安全で効率的な運航管理システム実現に向けて、必要な機能などについての実証を行い、有効性を検証していくとしている。

 今年度は、大阪府の公募案件である「空飛ぶクルマの実現に向けた実証実験」に8月に採択されたことから、ヘリコプターやドローンなどを活用した実証実験を実施する予定。