昭文社ホールディングスは、幼児向け(対象3~5歳くらい)の知育用品として大判ポスター「はっておぼえる はたらくくるま」を発売した。イラストで再現した街中に多くの「はたらくくるま」が登場し、それらの役割に楽しみながら触れられるようにした。「フードデリバリーの自転車」「キッチンカー」といったコロナ禍の中でよく見かけるようになったクルマも登場する。
イラストの外周には「はたらくくるま」の写真を掲載。運送関係を見ると、旅客輸送ではタクシー(日本交通)、路線バス(川崎鶴見臨港バス)、コミュニティーバス(渋谷区「ハチ公バス」)、物流ではトラック(ヤマト運輸)と郵便車(日本郵便)を紹介している。さらに、ダンプカーやブルドーザーといった工事車両、パトカーや救急車といった緊急車両などを取り上げ、合計30種類の車両写真を掲載した。
開発には子育て世代の社員が加わり、ポスターを床に敷いて子どもがミニカーを走らせて遊びながら、はたらくくるまの役割を楽しく覚えられるよう工夫したという。材質は耐水性の紙製(縦500ミリメートル×横762ミリメートル)で、浴室でも使える。全国書店で発売中。価格は990円。